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2017/12/16 14:31 |
ツンデレラ最終章 ―第11話―





サイド/ツンデレラ



























今日はパーティの日。








比較的引きこもり気味のお義母さんでも知っているのだから、

相当大きいイベントなのだろう。









三姉妹達があれだけ楽しみにしてたんだもん。









行ってないはずがない。










きっと、他の近所の人たちも遊びに行ってることだろう。











そのため、周りは人通りも少ない。













・・・じゃあ、じゃあ、あの二人ってもしかして、俗に言う―――













「空き巣・・・?」












第11話

「うっわあんなとこに誰か居たおかげで逃げれそう」

~忘れないで、君を唄った僕らのことを~












思い立ったが吉日、って言うのだろうか。







空き巣と判断したあたしは、並んだ影の向こう側に飛び込んでいった。









影は驚いて逃げようとしたが、そうさせないうちに二人の肩を掴む。












「人様の家で何やっとんのじゃこの空き巣がァ―――ッ!!」



「「ふぎゃあぁあぁああぁああぁあああぁあぁぁあ!!」」







互いの叫び声が重なる。うるさい。


叫び声からして、どうやら二人とも本気で驚いているようだ。









それにしても、どんな人なんだろう。


暗いせいかよく見えない。








「ちょっと!面貸しなさいよ!!」


「やだー!殴らないで痛いの嫌いなのだよー!!」


「し、師匠、大丈夫ですかっ!?」












どうやらこの二人は、師弟の関係のようだ。




でも何これ。師匠子供みたい。


っていうかあたし殴らないから。








とにかく、その憎たらしい面を拝むことにした。












「・・・はっ?」









思わず言っちゃった。



でも何?本当どういう人たちなんだろうこれ・・・。















二人は、漆黒に染まる夜の色に溶け込むような、ローブを羽織っていた。













本当何なんだろう。不審者?コスプレ好き?














「・・・何なの、あんたたちは」







敵意がないと判断して、冷静に尋ねるあたし。嗚呼、かっこいい。









そう尋ねると、弟子の方か、帽子を被っていない少女は熱く語った。



「このお方は、正真正銘生粋の魔法使いなんです!

 だから帽子も被ってらっしゃるんです!

 みんなは師匠のことを馬鹿にしますけど、素晴らしい方なんですよ!



 ・・・あ、あたしは師匠の一番弟子です。何卒宜しくお願いします」






そう言うと、肩を掴まれた状態のままでぺこりとお辞儀をした。





まともそうなのになあ。


魔法なんて言っちゃってる時点でなんだか・・・ねえ。




相当、変。














・・・あれ?何か引っかかるんだけど・・・。






・・・まあいいか。












「何?魔法使い?」


「そうなのだよ」





すると、帽子を被った師匠とやらが、誇らしげに答えた。


その喋り方が鬱陶しいなあ!







「師匠・・・パディ師匠とあたしは旅をしています。

 師匠は更なる魔法の追求、あたしはお側で勉強させていただいてるんです。」


「へっえ・・・」







どうでもいいやそんな妄想。








「・・・で?結局ここになんで居るの?」


「それは―――」















「ツンデレラ、君に魔法をかけに来たのだよ」















「・・・はっ?」










思わず言っちゃった。って、さっきもこんな展開だったような・・・。








・・・それよりも何だろう、魔法をかけにきた?あたしに?












「すいません意味が全く理解出来ないんだけども」


「何でー?ツンデレラって物分り悪いんだなあ」


「うっさい!!」








ごつっ。








言い返す言葉もないので、苦し紛れにグーパンチを見舞ってやる。


トンガリ帽子が「痛ーッ!!」と叫んでるのを横目に見て、

あの腹黒三女をふと思い出したりした。







・・・ただ一つ違う点は、彼女には心配してくれる人がいることだ。








「師匠!大丈夫ですか!?」


「へ、へーき・・・パディ子さん、強い子だから」


「師匠・・・!感動しました!」








何この茶番劇。


自分のことパディ子さんとか言うなよ・・・!













「・・・じゃなくてっ!

 魔法って何するの?あんたは空き巣じゃないの?

 そして弟子さんは何でちくわ持ってるの!?」




うわーびっくりした!何で練り物持ってるの!?










・・・え、あれ?練り物って何かであったよう、な・・・。











そんなあたしの考えを遮る様に、師匠が話し始めた。






「魔法はね、とてつもなくつまらない休日を楽しくさせる業のことだよ!

 ちなみに私は空き巣じゃないからね。

 ピピンは・・・ほら、まだ見習いだからちくわレベルなのだよ」



ピピンと呼ばれた弟子も、それに頷く。本当らしい。







ちくわレベル!?何それ!?



と、驚く暇もなかった。















つまらない休日を、楽しくさせる?















その一言が、あたしの好奇心を、みるみるうちに肥大させていった。















お久しぶりです。

ようやく新キャラ追加。

紹介文はまた更新しておきます。



パディの喋り方は個人的にお気に入り。

モデルのパディもまったりもったりしてますよ。

ピピンは敬語キャラなっちゃったけど、実際どうなんだろう!

わかんないなあ!!



とりあえず、新学期始まったんで更新遅くなると思います。
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2007/04/11 20:07 | Comments(2) | TrackBack(0) | ツンデレラ

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コメント

パディ子~(^Д^)!

もうダリ王子いらなくね? とか(笑

いいなあ何か可愛いキャラで…

こっちなんて鼻血ぶうぇっふぇっひょキャラだよ?

ぶうぇっふぇっひょだよ?(しつこい

ツンデレ検定をやってみた。

…ツンデレ度42! 「お得なキャラ」だそうな・・・
posted by ダリURLat 2007/04/13 22:46 [ コメントを修正する ]
>>ダリ

ダリ王子いなかったら話始まらないよ!
寂しいこと言うなよ!
ダリ王子人気だよ?雷智とか雷智とか雷智とk(ry
これ書くの楽しい・・・パド子さんもピピンも。
敬語キャラはね、書きやすいの(何

ツンデレー!!
お得なキャラ・・・男を弄ぶタイプですな(帰れ
うちとか中途半端にツンデレだったからねえ・・・
まあ頑張ろう(帰れ
posted by あげたまごURLat 2007/04/14 13:16 [ コメントを修正する ]

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