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2017/12/16 14:25 |
ツンデレラ最終章 ―第15話―





サイド/ナレーター




























「・・・え?何、みんな揃いに揃って無視しちゃってる系?」












仮にも一国の王子が出てきたのだ。






いくらビヨンセじゃないからといっても、相手にされないとやはり寂しい。








そんな王子の呟きも虚しく、周りは相変わらずざわついている。









「もしかして、私って嫌われてるのかな・・・」


「そうなんじゃないですか?」


「そこは否定してくれよ悲しくなっちゃうだろ!」


「はいはいはいはい・・・・・・と、王子、どうやら別の理由があるようですよ」


「え?何、何?」





向こうです、とパンパが歩き出す。



放って行かれたら堪らないので、と、慌てて追いかける王子。










「・・・ん、と、女の子が一人倒れてますね。」


「え?もしかしてビヨンs

「 ”八百屋 紫” の娘さんですよ。えっと・・・ナスさんです。」







なんだつまんない、とぶつぶつ呟く王子の隣で、

先ほど王子を殴るために用いられていた本に目を通すパンパ。




・・・正確には、本の間に挟んであった資料に目を通しているのだが。









その後ボールペンを取り出し、資料に一通り何かを書き加えると

足早に現場へと向かった。



そして、放って行かれては堪らないので、と、やはり慌てて追いかける王子。












「すいません、今の状況を教えていただけませんか?」











第15話

「やっぱり私って嫌われてるんじゃないか?」

~ええそうですよ、笑顔で答えるだけの優しさ~











大きいお城の入口付近に、真っ赤な車が停まっていた。











「はい、着いたのだよ」


「ツンデレラさん、お疲れ様でした」


「よ、よかった・・・」










生きててよかった。




セミは今、心の底からそう思っていた。














「・・・と、私たちははここまでしかご一緒出来ないのですが・・・」


「無断駐車は罰金だからね。

 ってわけで私たちはしばらく徘徊してるから、そうだなあ・・・



 ・・・今9時半だよね?

 12時になったら迎えに来るから、それまで城で待っててほしいのだよ」


「あー・・・うん」








いつの間に、こんな見ず知らずの他人の言うことを聞くようになったのだろう。




セミはつくづくと、そう思っていた。










「それと、城内なのでそんなことはないかと思いますが・・・



 ・・・不審者、には、気をつけてくださいね?」


「まあ私達が不審者なんだけどね!ふふふふふ、冗談なのだよ!!」







いや冗談じゃないよ!!






充分あんたら不審者だよ!!















「・・・じゃ、私達はこれで。」


「まったねーい」















魔法使い達はそう言い残し、赤い車と共に夜の街へと消えた。















車の灯りが急速に小さくなってやがて消えるのが、









あの魔法使い達のことのように思えて、










不安でいっぱいになった胸を少しでも鎮めようと、















消えゆく灯りに向かって、小さく、手を振った―――。

















ども。なんか微妙ですが15話です。

大丈夫です魔法使いは戻ってきます。

出番はまだあります。案外しつk・・・多いですね。

プロットとか骨組みとか一切ないんで、多少の矛盾は勘弁してください。



+@

加筆、修正しました(19日23:00~)
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2007/05/18 22:16 | Comments(0) | TrackBack(0) | ツンデレラ

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