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2017/12/16 14:29 |
ツンデレラ最終章 ―第6話―






サイド/カオス




























「そーですね・・・」









そう言って首を傾げてる、ことにしよう、ツンデレちゃんは悩んでる。









・・・面倒くさそうに見えるのが何だか気がかりなんだけど。
















「・・・あれじゃないですか、環境に優しいやつとかどうです?」



















・・・は?















第6話

「ゴミ収集車に放っていかれたような気持ちだわ」

~貴方との思い出は燃えるゴミに~















「え・・・っと、ツンデレちゃん?ごめんお姉さん何言ってるか理解できない」









っていうか想像できない。










「だから、環境に優しいやつですよ!

 リサイクルってあるじゃないですか?えーっと・・・









 ・・・いらないペットボトル、って、あります?」



「えぇぇ・・・まあ、あることはあるけど・・・」





2本お願いします、と頼まれて、渋々奥のゴミ箱を漁りに行くあたし。









あるんだけど・・・








どうにも出す気になれない・・・














「こんなもんでいいの?」


「全然OKです。っていうかどうでもいいですから」















てっめ人の仕事と思って何抜かしてんだコラ














・・・怒った。このカオスさんを怒らせてしまったなツンデレちゃん!










何てったって、こちとら ”ノンブレーキサブウェイ” の異名を持つカオスさんなんだよ?





あー可哀想に。








でも、それも全部ツンデレちゃんが悪いんだからね!














「分かった分かった。適当でいいんだね?」


「まあカオスさんの仕事ですからね。あたしは何とも。」








やっぱ人の仕事と思って適当だったなこいつ・・・!











「・・・で?これじゃ全く何にも履けないけど、どうするの?」


「だから、・・・えーと、カッターあります?」


「うん」








そのまま、ペン立てに突き刺していたカッターを取り出す。



暇なときによく研いでいるから、切れ味は抜群。













「で、どうするの?」



予想はつかなくもないけど、念のため。















「ざっくりいっちゃったら大丈夫でしょう」















うっわあああやっぱりこの適当娘が!







・・・まあいいや、最後に痛い目みるのはツンデレちゃんだし。














「で、これでざくざくやればいいのね?」




言いながら、その返事を聞かぬままざくざく穴を開ける。



面倒くさっ。もう六角形でいいかなー。






そして、ざくざく六角形にしたところで、ツンデレちゃんが慌てたように言う。









「ああっ!それじゃあ履く人痛くないです、か・・・?」











何その中途半端な優しさ!




なら始めっから靴買いに行けとか言えばいいじゃない!










「だから・・・えーっと、その、紙やすりとかで丸くしてあげた方が、いいかなって・・・!」






うっわー何だろうすっごい中途半端過ぎるよこの子!!




まあいっか、これの完成形が気になるし。















もう少し、付き合ってあげよっと。














そのまま紙やすりも引き出しから出して、丁寧にごしごしこすっていく。





何でそんなに用意周到なのかって?うーん・・・。


・・・まあ、あたしだからね!















そして。















「片足分出来ましたよカオスさん・・・」


「ツンデレちゃん、案外丁寧にやってたのね」













とりあえず、完成、ってところかな。






・・・でも、これは・・・





「靴の部類に入るのかな・・・?」


「気持ちの問題ですって。ほら、どうぞ」



ありがとう、と言って、差し出された物を受け取る。


やっぱりただのペットボトルにしか見えないんだけどな・・・。












・・・どうでもよくなってきちゃった。



ほらよく考えてカオス!


正直言うと、これってあたしにあんまり関係ないことじゃない!!











「っと、じゃあとにかくお疲れ様!

 お使いの途中だったのにごめんねー」


「いえ、大丈夫です。

 あたしも製作途中に魔法使いと・・・あ、いや、何でもなッ・・い、です」


「魔法使いと何かしてた!!」







うーん・・・ツンデレちゃん、彼氏欲しいのかな?そんなお年頃?




って、あ、言っちゃった。














「いや、決してあれやこれや考えてたわけじゃッ・・・!」







あああやっぱりあれやこれや考えてた!


また考えてたんだ!よく飽きないなこの子!!










「そっか、まあ考えててもよかったんだけどねー」


「本当考えてないですから!かッ・・・勘違いしないで下さいよッ!!」





顔を赤らめつつ全力で否定するツンデレちゃん。


おお、正真正銘のツンデレっ子だなー、この子。



あれか、恋は盲目!とか言うやつ?・・・それは違うのかな。

















・・・いや、でもなあ、言わない方がいいよね?




ツンデレちゃんってプライド高そうだし・・・














・・・あたし怒らせちゃったし。















「じゃあ、カオスさん、ありがとうございました」


「いんやー、仕事手伝ってもらっちゃったし、こっちこそありがとっ」


「とんでもない!じゃあまた来させてもらいますね」





そう言って、ツンデレちゃんはそのまま帰って行った。














それにしても。














「ツンデレちゃんって面白いなっ」















そのまま、自分の席に戻って一言。





ツンデレちゃんには絶対届かないであろう、小さい声で。

















「・・・魔法使いって言っても、女の子なんだけどなー・・・」















果たしてツンデレちゃんは、いつ気づくんでしょうか。















・・・まああたしには関係ないし!






さあ、残りの仕事も頑張っちゃいますか!





















あ、カオスちゃん出番終わっちゃった(えあ


でも万屋さん書き易かったし!

また出てくるかもしれません。ちょろっとは。





これも18日な件について!(何ですか
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2007/03/21 09:00 | Comments(2) | TrackBack(0) | ツンデレラ

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コメント

あれー王子はー??
王子出さないのー???
せっかく
王子アタック→ツンデレラカウンター→王子死亡→ツンデレラ女王に→めでたしめでたし
的な展開を望んでたのにー。

べっ、別にっ、暴力なんか好きじゃないんだからねっ!!!
posted by 雷智at 2007/03/21 19:13 [ コメントを修正する ]
濃密なテクスチャーで宝石の輝き、ダリです。

・・・王子死ぬのかっッ
まあいいですけども。

カオスちゃん魔法使えるのね。
ああ、でもそういうイメージあるかも。

頑張って書けよゾエア!・・。
posted by ダリURLat 2007/03/22 22:09 [ コメントを修正する ]

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