ある日、月が言いました。
「君が何を悩んでいるのか当てて見せようか?」
「え?」
「あげたまごさんの30000hitのお祝いの短編、何を書こうか悩んでいるんだろ?」
私は目を丸くした。どうして月は何でもお見通しなんだろう?
すると月は言いました。
「僕が話をしてあげるよ。君はそれを書けばいい」
―――こうして私の話はできあがりました。
「君が何を悩んでいるのか当てて見せようか?」
「え?」
「あげたまごさんの30000hitのお祝いの短編、何を書こうか悩んでいるんだろ?」
私は目を丸くした。どうして月は何でもお見通しなんだろう?
すると月は言いました。
「僕が話をしてあげるよ。君はそれを書けばいい」
―――こうして私の話はできあがりました。
月のはなし ~「ツンデレラ」編~
ある日、月が言いました。
「今、君の好きな人が何をしているか知りたいかい?」
「知りたい」
頭より言葉のほうが先に出た。
この調子だと、仕事が終わらない。 今日は彼女に会えないのかと思うと更にスピードが落ちるという悪循環だった。
ああ、そうか、月に聞けばよかったのか。
働き者の彼女だから、家事をしているんだろうか。
いや、それとも休憩と称して「じゃにーず」とやらのテレビ番組を見ているのかな。
すると月は言いました。
「カーテンが閉まっているからわからないよ」
私は迷わずカーテンを引いた。
**
ある日、月が言いました。
「お嬢さん、残念だったね。 彼は仕事が終わらなくって今日は来れそうにないよ」
頬がかっと火照ったのが分かった。
「べ、別に、残念なんかじゃないんだからッ!! そ、そうよ、むしろ鼻血の後始末をしないですんで清々するわ!!」
あ、でもどうしよう、この料理。
毎日やってくる彼のために、一品増やした料理。
今日は美味しくできたのになあ。
食べようか? 太るかな?
ちらっと見上げると月はまだ此方を見ていた。
「・・・食べる?」
「残念ながら、僕がそっちに行くと地球は壊れてしまうよ」
納得する私。
すると月は
「彼のやきもちでね」
と付け加えました。
**
ある日、月が言いました。
「賭けをしないか? 僕が勝ったらコーラ、君が勝ったらお茶でどうだい?」
面倒くさかったので目で頷いた。
どうせ暇だ。
家に帰ってもぎゃあぎゃあ騒ぐ三人・・・いや、四人の子供と、スネアしか待っているものはないのだ。
自動販売機の前で数分月と会話しても誰も咎めないだろう。
「何の賭け?」
「そうだなあ、明日の天気を賭けようか」
「・・・晴れ」
君がよく見えるから。
「じゃあ僕は曇りに賭けるよ」
少し時間がたった。
彼の答えを待っていたが一向に言う気配がない。
「で、答えは?」
すると月は言いました。
「明日にならないと分からないよ」
**
ある日、月が言いました。
「良い知らせと悪い知らせがあるんだ。 どっちから聞きたい?」
「良い知らせ」
私は昔から好きなものを先に食べる。 だから。
「君の店を取材しにテレビ局がやってくるよ。」
少し驚いた。
別に有名になって特別嬉しい!というわけではないが、お金が入る、と考えるとやっぱり嬉しい。
「悪い知らせは?」
これなら少々悪い知らせでも、『良い知らせ』が中和してくれるだろう。
すると月は言いました。
「今の話はウソだってことだよ」
**
ある日、月が言いました。
「君の好きな彼女、元気そうだったよ」
「そうか、よかった」
ほっとため息が出た。
「ちょっと遅いけど、今から会いに行くよ。 彼女を一目見るだけでいいんだ」
次に続ける言葉を私は月に告げるべきか躊躇した。
仕事の間中、頭の中に居座り続けていた思いだった。
「何だい? 何か言いたそうだね」
「お願いがあるんだ」
こんなこと、君にできるかわからないけど。
「今日だけ・・・ 夜を少し長く出来ないかな?」
「それは無理な願いだよ」
「やっぱり?」
私は苦笑いした。
はは、そうだな。
すると月は言いました。
「大切な人と過ごす時間は早く感じてしまうものだからね」
あげさん、30000hitおめでとうございます!!
分かりにくいですが、タイトルの上が私、
その下が王子・ツンデレラ・ママ・万屋さん・王子です。
遅くなってごめんなさい。
駄文でごめんなさい。
そして、本当に短編でごめんなさい!!!
返品可です。
・・・もし
もしも、ですが
この人で書いて欲しい!というのがありましたらお書きしますので┌○"ペコッ
お申し付けください。
では・・・
--鈴藍
分かりにくいですが、タイトルの上が私、
その下が王子・ツンデレラ・ママ・万屋さん・王子です。
遅くなってごめんなさい。
駄文でごめんなさい。
そして、本当に短編でごめんなさい!!!
返品可です。
・・・もし
もしも、ですが
この人で書いて欲しい!というのがありましたらお書きしますので┌○"ペコッ
お申し付けください。
では・・・
--鈴藍
***
れ、れ、れ、鈴ちゃん・・・・・・!
なんか心がほんわかしました。
てかセミ可愛い!ちょちょちょ!ほんっと!
1品増やすとか健気過ぎて可愛い!
鈴ちゃんの文章素敵だなあ・・・短編書きたくなっちゃうね!
この人で書いて欲しい、って全キャラとか駄目かな(駄目です
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コメント
お母さんもっと書いて下さいっわーセミとか可愛すぎてどうしよう王子何で二作書かれてるのせこいなおい王子だからお母さんももう一個書いておくれよてかカオスちゃのがいい知らせと悪い知らせかっこいいなうっそマジで嘘かよすげえそれでもやっぱりお母さんもう一個作ってくれないかなあ
ごめん。ちょうし乗りました。
でわでわ。。
ごめん。ちょうし乗りました。
でわでわ。。
わー、ありがとー><
ぅ、き、期末終わってからなら…
ちょっとずつ書ける…と思うので(;´▽`A``
うん、このシリーズ、割と楽しいし(*´ェ`*)
じゃあ忘れたころにまた送らせていただきます笑
お粗末さまでした┌○"ペコッ